2016年

6月

03日

<特集>オリンピック日本代表候補選手「髙田真希選手・赤穂さくら選手」の素顔をお届けします!

現在、ヨーロッパ遠征中の日本代表候補選手であるデンソーアイリス「高田真希選手・赤穂さくら選手」の素顔をお届けします。彼女たちを突き動かす原動力、胸に秘めた信念とは何か。

自分を信じる。自分を信頼できなければ何ごとも上手くはいかない。「自信」を胸に日々励む高田選手。

もっと上手くなりたい。オリンピックに出たい!失敗は経験。二度と繰り返さない!

 

オリンピックを本気で意識したのは、4年前のロンドンオリンピック世界最終予選。わずかな差がオリンピック出場の明暗を分けました。このときの悔しさはとても大きなものでしたが、今の自分があるのはこの経験があったからだと感じています。このときは負けてしまい、正直、しばらく外に出られないくらい落ち込みました。でも、動きださなくちゃ何も始まらない。いかに気持ちを早く切り替えるかが大切だということを思い知ったときでもありました。失敗を失敗として捉えるのではなく、一つの経験として捉え、次に生かせば良いのだと思うようになりました。そして次に同じ失敗をしないようにする。そのためにはどうしたら良いか。この考え方に重きを置くようにしてからは1日で気持ちを切り替えられるようになりました。この経験が私のターニングポイント。もっと上手くなりたい、次は絶対にオリンピックに出たいという強い気持ちになり、私の原動力となっています。

日本のため、バスケットボール界のために

 

日本代表チームの目標は、メダルの獲得。高さのある海外の選手を相手に世界に挑戦するには、日本のプレースタイルであり、強みでもあるスピードと、チームワークをより強化する必要があります。スピード強化のためには、とにかく走り込みをやっています。きついトレーニングですが、メダルのためにはやらねばならないこと。みんなで励まし合いながらやっています。また、チームワークを高める上で欠かせないのが、コミュニケーション。若手が多くなったチームの中で、私は年齢も上で、代表の経験もあるので、監督・チームが目指すゲームスタイルへの理解はある方だと思っています。だからこそ、率先して若手に教えられることを伝えたり、仲間に声掛けすることを意識しています。日本やチームのためはもちろん、今後のバスケットボール界を盛り上げるためにも必ず代表入りし、オリンピックに出場する。そして良い結果を残す。それが私の使命だと思っています。

小学校の卒業文集で書いた夢「バスケットボール選手になってオリンピックに出たい」

 

小・中学生のころはバスケットボールと空手の二足のわらじを履いていた高田選手。

空手は小学校4年生から中学校3年生まで習い、黒帯を持つ実力者。この当時は、バスケットボールは部活でやる程度だったそう。そんな田選手ですが、小学校の卒業文集ではっきりと目標を書いていました!夢を叶え、リオデジャネイロで羽ばたいて欲しいですね。

 

 

学生時代から憧れていた田真希選手と一緒にプレーしたいという思いからデンソーに入社した。

目指すのは田真希選手だという。

もっと強く!

なぜ、自分のプレーが通用しないのか

 

昨年、高校を卒業して初めて社会人リーグを経験し、レベルの高さを目の当たりにしました。それまではターンをすればシュートが打て、少し体を張れば相手がよろめき、チャンスをつくることができました。しかし社会人リーグでは思うようにポジションに入れなかったり、体が当たっても相手はビクともしない。自分のプレーが通用せず気持ちが引けてしまい、チャンスがあってもパスを回してしまったりと、自分の力が出せないことにとても焦りました。そんな中でも昨年はたくさんの試合に出場させてもらいました。実践を通していただく小嶋ヘッドコーチや先輩方の具体的なアドバイスからは、自分の足りないところが徐々に見え、プレーでも精神面でももっと強くならなければと感じました。これらの実践経験が今では自分の糧となっています。コーチ、チームのみんなには感謝の言葉しかありません。

とにかく学べ!目標は東京オリンピック!

 

今年度の日本代表候補選手にまさか選ばれるとは思ってもいなかったので、最初はとても驚きました。選ばれたということは何かしら期待をされているということ。その期待に応えられるよう努力しなくてはと考えています。しかし実際の代表練習はついていくのがやっと。周りのレベルの高さや自身の課題を実感し、もっと強く、積極的にならなければと自分を奮い立たせて毎日挑んでいます。

今後、リオ代表には最終12人が選ばれます。残りたい気持ちはありますが、私にとっての最大の目標は4年後の東京オリンピック。両親からの「下っ端らしく優れた選手やコーチからとにかく学べ!失敗をしてもいいから、強く思いっきりやって来い」という言葉を胸に、今は学びの時期として毎日の経験を大切に積み重ねていきたいと思います。

▼女子日本代表スケジュール(最終12人に選考された場合に出場)

<開催日>8月6日(土)~20日(日) 第31回オリンピック競技大会 @リオデジャネイロ(ブラジル)

※日程はバスケットボール競技